平成28年10月
(私が見たほんの一部分ですが、勝負の機微を感じましたので)
今年のプロ野球の日本シリーズは面白かったですね。大谷翔平選手の投手と野手の二刀流はとても魅力的でした。
第6戦の8回表、4対4の同点で日本ハムの攻撃。
広島のピッチャーはリリーフのジャクソン。2アウト満塁で4番中田。
なんと、ネクストバッターズサークルで控えに出たのは、5番打者の代打としての大谷でした。
栗山監督の策略です。
ピッチャー・ジャクソンは、大谷を意識したのでしょう、フォアボールで押し出しの1点を与えてしまいました。5対4。
すると、栗山監督は大谷を引っ込め、元々5番打者のピッチャー・バースを打席に送り、センター返しのヒットで6対4。
尚、満塁。5番打者がホームランを打ち、10対4で勝負あり。
広島・緒方監督は中田に対して、ジャクソンを交代させるべきでした。
遅い!遅すぎる!
広島やセ・リーグのファンには申し訳ありませんが、監督の差が結果に現れたと思います。
平成24年4月
これといった趣味はありませんが、「男はつらいよ」やビリーワイルダー監督の「お熱いのはお好き」、「ひまわり」などの往年の名画を観るのが好きです。
また、川柳を読むのも楽しんでいます。
好きな川柳を紹介します。
「貧しさもあまりの果ては笑い合い」
宮本武蔵を書いた作家の吉川英治が、下積みの若い頃、吉川雉子郎の名で発表したものです。突き抜けた明るさがとても好いと思います。
私も出来るだけ、毎日、駄洒落やジョークを言って笑って過ごすようにしています。
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